【インタビュー】小島教志さん -音楽レーベル代表/デザイナー
一宮出身、多彩な経験のバックボーン
- 今は何をされていますか
- ご出身は?
-弥富に来られたのは?
-それまでは何をされていましたか?
色々やってますよ。
最初は東京で造形師としてTV関係の仕事をやっていました。
美容師をしたこともあれば、ライブハウス店長、イベンターもやって、食品会社で働いたこともあります。バキュームカーに乗っていたこともありますね。
とある県の施設管理業務をしていたこともあり、様々なイベントを企画担当させてもらい、根っからのイベンターなんだなって思います。
学生時代は、体操やダンスを本格的にやっていましたが、腰を痛めてしまってからはバンド組んで、音楽の世界に移りましたね。
その間もずっと、レーベルは運営し続けています。
-幅広いですね。何か軸があって選んでいるんですか?
とにかく面白そうで、今やるしかないと思ったことに打ち込んでますね。
やりたいと思ったまま時期を逃してしまって後悔するのが嫌なんです。
今もレーベルとデザイン事務所をしていますが、仕事でたまに草刈りもしますよ(笑)
新舞子で音楽フェスを主催したことがあります。
ビーチで音楽を鳴らして、とにかく面白かったですね。
うるさいという苦情が対岸から来ましたけど(笑)
可能性のあるバンドを上に引っ張りあげたい
-レーベル運営について詳しく教えてください
いわゆるインディーズレーベルを運営しています。
昔はメジャーレーベルが格上で、インディーズは格下という理解が世の中にありましたが、今は対等だと思ってます。
一概には言えませんがメジャーとインディーズ、それぞれの良さがあって、それを選択するようなイメージだと僕は考えてます。
レーベルというのは、所属しているバンドのCDを生産して全国のCDショップなどの販売流通網に乗せ、より多くの方へ知っていただく為に、そのプロモーションとして「フライヤー」「ポスター」「音楽雑誌などのメディア掲載」「店舗営業」「ラジオ出演」など、多くの方々に見ていただけるような動きをします。
まだ表に出ていない良い音楽をやっている「可能性のあるバンド」が世に出ていくことを手伝って、上に上がっていくように引っ張りあげるような仕事です。
アーティストはそれぞれ個性が違うので、それに応じたプロモーション方法を考えて、自分達の音楽が世の中に飛び立てるようにサポートしています。
-TME RECORDSにはどんなバンドが所属していますか?
現在活動中のバンドは、イギリスやフランスの海外バンドが3組、国内バンドが2組ですね。
売れたらメジャーに移籍するようなルートもありますが、ウチに所属するバンドはだいたいずっとTMEに所属し続けていますね。
まあ、まだまだ売れてないという理由もありますが(笑)
自分たちの音楽を大切にしていて、ファンも大事なんです。
レーベルを移籍すると音楽性やファンが変わってしまうこともありますからね。
今所属するバンドのジャンルとしてはポップパンクが多いですね。
レーベルとしてはジャンルに制限はなくて、アコースティックなアーティストがいたこともあります。良いものはジャンルに関わらず世界に発信したいと思ってます。
私自身も幅広いジャンルの音楽が好きで、ロックもヒップホップもR&Bも好んで聴いています。
-レーベルが目指している将来像は?
そうですね、「地元に応援されるバンド」を作りたいです。
一宮でライブハウス店長をしていた時も、地元の音楽や地元の応援を大切にしたいと考えて活動していました。
今住んでいる弥富市でも、弥富の音楽シーンをもっと盛り上げて、地元に応援されるようになりたいですね。
弥富出身のバンドが所属してくれたら、もっと良いです。
-ありがとうございました。
音楽レーベル運営とデザイン事務所をされている小島さん。
その多彩な経験と人脈で、どんな突拍子のないイベント企画の話をしていても「それ、やったことあります」「それやってる知り合いが居ます」と繋がりがあり、企画の具体化が非常に早いです。
弥富を地元に選んで10年。
そろそろ地域のために動き出したいと考えられているそうです。
TMEが手掛ける、地元の応援を強力に受けた音楽フェスや地元バンドを目にする日はそう遠くないかもしれませんよ。
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