【インタビュー】新川貴章さん - 楓プログラミングスタジオ代表

今回のインタビューは、弥富市内や桑名市、津島市にて小中学生向けのプログラミング教室を運営されている、楓プログラミングスタジオ代表の新川貴章(にいかわ たかあき)さん(36)です。

(取材日:2018.8.3 アジアンダイニングバー プルクラカフェにて)


プログラミング教室を運営することになったきっかけや魅力などを聞いてきました。


激動の30代で舞い込んだプログラミング教室の開講

- (コジロウ)新川さん、今日はお願いします。ボクもIT関連のお仕事に長く就いていますので、今日のお話はとても楽しみです。

コジロウさん、よろしくお願いします。いや、ほんと取材嬉しいです!

なんかこの数年が本当に激動でして。信じられないくらい人生が動いていて、取材も受けるぐらいになるなんてー!

ずっとメーカー系のSEをしていて、東京に長くいたんですけど、30歳を機にUターンで三重に来たんです。

サラリーマン生活も良かったんですけど、なんか刺激がないというか「これでいいのかなー」って思ってしまって。

それから2016年に「ドリームマップ」っていうのを作る研修を受けて、夢や目標を宣言として書いた紙を壁に貼って毎日眺めれば叶うってやつなんですけどね。「2年以内にプログラミング教室を運営している」って夢を書いたんです。


そうしたら、壁に貼って2ヶ月で桑名でのプログラミング教室をやることになって。

そこから人のつながりに支えられて、2018年には弥富と津島でも教室を持つことになり。

ほんと、Uターンしてから人生が激動です。

詳しくは自分でまとめましたので、ここも読んでください!

■新川さんの半生

https://chubu-itpro.tech/2018/07/23/post-1496/


- おおー!さすがIT系。取材受ける前にすでに半生がテキストでまとまっているなんて!じゃ、新川さんの反省はそっちにお任せしまして、プログラミング教室のことを教えてください。開設したきっかけは?

IT業界で働いていたのでプログラミングは好きなんですけど、東京から三重県という"田舎でのIT"に変わってからというもの、なんか描いていたイメージと違っていて。

徳島県のIT関係のイメージというか、昼間っから川の清流に足を突っ込んで、澄んだ空気に囲まれながらMac開いてプログラミングする、みたいなのに憧れていたんですよ(笑)

でも現実は違っていて、普通の工場に毎日勤めて異常を起こしたコンピュータを直したりするお仕事で。

もっとなんか地域に根付いて、地元の方々と働きたいなって気持ちが強く出てきたんです。

そんな時に、知人のツテで弥富市の駅前にレンタルスペースがあるってことで水野商会さんを紹介していただき、オーナーの水野さんとお話をして、「おお!いいね」って言ってもらえてプログラミング教室を開設することになったんです。


テクノロジーで人生を切り開いていく背中を、子ども達に見せたい

- 学校の先生の経験があるとかでもなく、普通にIT系企業のサラリーマンからプログラミング教室の先生になったんですか?

そうですよ。

もう少しお話しすると、妻が地元で子ども向けのバスケットチームのコーチをしていて、子ども達からは「団長」って呼ばれて慕われているんです。30〜40人は率いているのかな。

そのチームの運営は私も手伝っているんですけど、妻が中心になって、本当に色々なメッセージを子どもに送り、子どもが強く成長していくのを間近に見るんです。

最初、「あー、この子はちょっとバスケットは苦手そうだな」なんて思っちゃうこともあったんですけど、夢を持って練習して、周りにメッセージをもらって、強い選手になっていく。

そういうの見ていたら、自分でも先生として子ども達に接していくことの良さがわかってきたし、子どもには夢を持ってもらいたい、夢は叶うことを自分自身が見せたいってことを強く感じたんですね。


だから私の場合は、大好きなITというテクノロジーを自在に使い、それで毎日をイキイキと生きるために自分で切り開いている様を、背中を見せたいと思ったんです。

毎日「これじゃないな」って思いながら通うサラリーマンじゃダメだ!と(笑


- 実際、プログラミング教室では子供達はどんな感じですか?

みんな、楽しそうにやってくれていますよ。

特徴的だったのは、あまり普段の学校でのお勉強には自信のない小学3年生が来てくれたんですけど、プログラミングへの理解が早くって、5年生や6年生でも悩むような課題をスラスラと解き、自分がプログラミングに向いているってことを実感して、活き活きやってます。


「自分には取り柄がないな」って最初は思っていたみたいですけど、こうやって私の教室で自分の強みの1つに気づくことができたのが嬉しいし、これからもそれを成功体験、自信として大事にしていってほしいですね。



飽きさせずに挑戦できる授業の工夫

- プログラミング教室自体はどんな構成、流れなんですか?

まず各教室で月2回開催していて、土曜日が弥富市、日曜日が津島市です。

時間は朝の9:30〜11:30ごろまでの2時間。料金は月額6,500円(税抜)。

ノートパソコン(WindowsまたはMac)だけは持参してもらっています。

対象は小学生から中学生がメインです。


授業は、最初はパソコンを使わずに、情報処理に関連したクイズを出しまして、頭の体操をしてもらいます。

そのあとはパソコンを使い、プログラミングを体験していきます。

ScratchやPython、micro:bitなんかを活用していますね。

最初はScrachを使います。これはマウスでブロックを組み合わせるだけでプログラムが組めるようになっていて、私が作ったプログラムを真似してやってみるところからです。

ブロックを組み合わせていくだけで、キャラクターの絵が画面上で動いたりするので、楽しさが最初からわかっていいなと思っています。


そこからは、プログラムが完成した後の結果だけを見せて、どうやったらそれが作れるかを考えて、プログラミングをしてもらいます。まぁ、なかなかすぐにはできないので、だんだんヒントを教えてあげて、やっと完成するんですけど。

完成して思い通りに動いた時の達成感を感じてもらうのが嬉しいですね。ここで作る楽しさが生まれると思います。

そこからはもう特に制限はないんですけど、いろいろとチャレンジするための課題がプリントで用意してあって、挑戦してもらっています。ある程度まで行くと、作り方は教えなくても、完成系のイメージを伝えるだけで自分で考えてプログラムを組み、迷路とかシューティングのゲーム作りができるようになります。

プリントの構成は工夫がしてあって、検定方式にしてあるので、だんだんと級が進んで成長を実感しながら飽きないようにしています。


親子で一緒にプログラミング教室に通い、一緒に喜ぶことの良さ

- 弥富以外でも教室をされていますけど、弥富の特徴ってありますか?

そうですね、まだ開設したばかりであまり多くの生徒は来ていないんですけど、親子セットで教室に来る方がいまして、親御さんもプログラミングに興味を持ってきてくれているのが特徴ですね。

他のエリアは、一種の「習い事」になっていて、親御さんは教室に子どもを通わせるだけなんですけど、弥富の教室では親も一緒になって「私もプログラミングを勉強したいんですけど」と申し出てきて、楽しんでいます。


子どもって、自分が頑張って作ったものを他の人に見せたいんですよね。こんなのできたよーって。それが親に見せられて、親も一緒になって喜んでくれると本当に嬉しそうで。

この親子でプログラミングをするスタイルはいいモデルだなって思っています。


プログラミングの授業が学校に導入されていきますけど、親世代が子どもの頃には存在しなかった授業なので、親も怖いんですよね。自分が正解を知らないことを子どもが学んで聞いてくるってことが。

でも、こうやって一緒にプログラミングに触れることで、不安はなくなっていくし、授業では親と子どもに知識や経験の上下関係はなくて、同じ目線で一緒に悩んで、一緒に作って、一緒に完成を喜び合える。これがいいんですよね。

だから私の授業の最後には、必ずプレゼンタイムを入れています。みんなで各自のパソコンの周りに集まって、それぞれがどんな作品を作ったのか、工夫はどこなのかを話してもらう。

-それいいですね。プログラミング教育も、コーディング技術自体が狙いじゃなくて、論理的思考とかディベート能力につながるようなところが狙いの一つだったりしますもんね。プレゼンタイム、めちゃくちゃいいと思います。

人に見てもらいたい、人に使ってもらいたいっていう欲求が満たされるところもいいんですよ。


楓プログラミングスタジオの特徴は講師の人柄の良さと技術力!

- 数あるプログラミング教室の中で、楓プログラミングスタジオの強みや魅力ってどんなところですか。

自分で言うのは恥ずかしいんですけど、講師の人柄がいいって言われますよ(笑)

他の教室をやめて、私の教室に変えてくれた方もいるんです。

小さい子どもにも丁寧に説明して、「キャラクターをジャンプさせる」というプログラムを教えるなら自分が本当にジャンプして説明してます。そういうのが面白いって。

実際にIT業界の現場で長年プログラムを作ってきた経験が多くありますので、教室で寄せられる質問には即答できます。

学習塾が他の延長線でプログラミングも教えているようなところもあるんですけど、そういうところではあらかじめ決められたシナリオの説明しかできない講師もいるそうで、質問しても即答は出来ず、「また今度回答します」ってことになってしまう。

私は即答できる知識があります。また、生徒がやりたいことはやらせるスタイルで、特に制限がないことも1つの魅力ですね。

UnityとかC#とか、あらかじめ決めてた言語と違うものを生徒がやりたいと言ってきたので、自由にやらせています。


私とコミュニケーションをとれる機会が授業時間だけじゃないところも強みですね。

Google Classroomを活用して宿題を与えていまして、次の授業までは私への質問が何回でもいつでも自由です。

10個以上プログラムを自分で組んで、私に送りつけてきて、問題の解消とかコメントを求めてくる生徒もいますよ。子どもの好奇心には驚きます。

- 面白いですねー!めちゃくちゃ充実していますね。弥富の教室は今後どうされていくのでしょうか。

そうですね、あまり大所帯の教室にはするつもりはなくて、多くても15人ぐらいに抑えて、小さなクラスでワイワイやっていきたいなと思っています。

弥富の教室は会場がとても広いので、まだまだ生徒さんは募集中です!お気軽にご連絡ください。

IT業界って、なかなか実際に働く姿やイメージが想像しづらいと思うんですね。

ゲームを作りたい、インターネットに興味があるっていうきっかけや夢は子ども達の近くにあるんですけど、なかなか実際に働いている人が近くにはいなくて、話が聞けない。

そういうことを解消したくて、この教室や私との出会いをきっかけにして、IT業界に入っていく子供たちが増えるといいなと思っています。


「テクノロジーで未来を作る あなたの街のプログラミング教室」っていうテーマで教室をやっているんですけどね。

私が住んでいるところの近隣なら、どこでも1人でも要望があれば教室は開講します。

だから「あなたの街の」ってつけています。(あと2箇所くらいかな,,)

また、テクノロジーを子どもたちが身につけることで、自分のやりたいことであったり、つかみたい未来を切り開く力にして欲しいんです。そういうことを自らも実現させて、それを背中として見せたい。

それが私の今の生き方ですね。


- 感動しました。同じIT業界にいるものとして、ますますの発展を期待しています!今日はありがとうございました。

自らの人生に悶々としている中で、小さなきっかけが集結して動き始めた新川さんの夢。

自分が実際に動いている姿を見せることが、子どもが挑戦する糧になるだろうという考え方は本当に素晴らしいと思いました。

あなたの街のプログラミング教室。楓プログラミングスタジオに通ってみませんか?

■弥富教室の場所(レンタルスペースMIZUNO)

〒498-0021 愛知県弥富市鯏浦町南前新田


コジロウ

弥富市非公式Webメディア「やっとみつけた、弥富」編集長。
http://yatomi.localinfo.jp

ITコンサルタント兼映像作家です。
http://fdsa-life.jp/blog


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