"きみ"の知らない昭和展 -弥富市歴史民俗資料館
"きみ"の知らない昭和展
歴史民俗資料館の昭和展に最終日訪問してきました。
雨天でしたので人は少なめですが、文鳥職員のぶんちゃんを見に来たお客さんは絶えない感じでした。
企画展入り口。
2Fの広報大使の深堀隆介氏が書かれた金魚絵の額装の横に、「"きみ"の知らない昭和」との看板が掲げられていました。
企画展を入ってすぐに掲載されている企画展の趣旨(挨拶文)。
「平成最後の冬、今からちょっと昔へタイムスリップしてみましょう!」
企画展はロの字にぐるっとガラスに収められた4面の展示から構成されています。
入り口から順に回っていくと時系列になっており、昭和初期から後期まで時代ごとに昔のことを知ることができます。
【昭和初期】
昭和10年代の戦争のあった時期の展示から始まります。
軍服が展示されており、写真には小学生の分列行進が。
今の弥生小学校で、当時の弥富町国民学校なのだそう。
【昭和中期】
ミシン、白黒テレビ、電話、冷蔵庫の登場など、昭和20〜30年代は生活の発展、電化を感じます。
そして昭和34年の伊勢湾台風。弥富の歴史でこれは外せませんね。
強烈な洪水による水害、浸水により多くの財産が奪われました。
昭和38年の名四国道が開通された際の写真もあり、この風景は新鮮です。
国道沿いに何もない!!
冷蔵庫は実際に置いてあり、触れて中を見ることができました。
【昭和後期】
ボク(コジロウ)は昭和59年生まれですので、ようやく?自分の生まれた時代です。
とはいえ、これも十分に昔だなーと思ってしまいます。
この駅前、中六商店街、プールの写真は圧巻です。弥富も人が溢れていたのですね。
商店街が賑わっていたらしいという話を今すると信じてもらえないのですが、ちょっと前に戻るだけでなかなかの賑わいぶりですよね。
ホンダのN-ONEの原型になっているN360のプラモデルもこんな綺麗に残っているなんて、すごいです。どなたの貯蔵品なんでしょう。
赤いテレビは、子供の頃にこのぐらいのものが実家にあった気がします。やはり50年代世代なのか。
当時の金魚と文鳥の生産に関する展示もあります。
金魚、文鳥ともブームで流行った頃でしょうね。
昭和50年代は「手乗り文鳥」のブーム期。出荷写真が示す出荷量がすごいです。
ファミコン!仮面ライダー!少年マガジン!
この辺は、テレビゲームに戦隊ヒーローモノ、雑誌と、形や名前は変われど、今の子どもたちも遊んでいるものですね。
昭和展の展示エリアの紹介は以上です。
今の弥富に住んでいて、昭和の時代の暮らしや写真をみると色々と違いがあり、勉強になりました。
古い昭和の雛飾り展示
1階には文鳥職員のぶんちゃんがいて賑わっていますが、この日は雛飾りの展示も継続されており、昭和40年代と50年代のものがありました。
文鳥のお雛様も!
"きみ"の知らない昭和展、今回も素晴らしい企画展でした。
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