【インタビュー】弥富市議会議員 堀岡敏喜さん

弥富に住む面白い方々をインタビューする「弥富の人々」シリーズ。

今回は現弥富市議で最も元気と言っても過言ではないと私が思っている、堀岡敏樹さん(52)です。

大阪生まれ大阪育ちの堀岡さん。

関西弁を想像してインタビュー記事を読んでいただければと思います。


大阪に生まれ育ち、会社の命令で弥富に来る

-大阪で生まれてから弥富に来られるまでを教えてください。

はい。

大阪は西成で昭和39年に生まれ、たこ焼きで育ちました(笑)。

昭和39年は新幹線の開通、東京五輪など歴史的なイベントが多かった年ですね。

ずっと大阪で過ごし、19歳のときに美容材料の卸を行う会社に就職しました。

会社の研修等で大阪、京都、神戸を転々としました。

そして24歳の時に名古屋市尾頭橋に移り住み、名古屋地区の開拓を命じられました。

月100件〜200件の卸を行う、大変な日々でした。


尾頭橋に来て一年後、25歳の時に会社の都合で弥富に拠点ができ、弥富市に住むことが命じられ、弥富市に来ました。


-会社命令で来られたのですね。

そうです。私に選択権はなく、弥富市に来ることになりました。

当時はコンビニや弁当の宅配業者もなく、すごいところに来たなと感じたものです。


背中を押されて弥富市議へ

-弥富市議になられた経緯は?

私の所属する公明党の考え方ですが、「市議になりたい」と自らが言っているだけではなれない組織です。周りの信頼を得て、周りが「ならせたい」と思った人が推薦される。

そういう流れで、私も周りから1年がかりの説得を受け、市議に擁立していただいてなりました。

もちろん市議としての意欲、基本的な意気込みは持っていますが、本当の最初の頃は、自ら立候補をしたというよりは、周りからの説得があって背中を押されて、というのが正直な所ですね。

-議員として大切にされていることは?

議員および市の職員も含めになるかもしれませんが、市民のための「係」に徹することです。

"生き物係"とかと一緒です。

先生と呼ばれることは嫌いですし、自分のことを偉いとか上位と思ったことはありません。「係」に徹し、熱意を持って動く。

そういう姿勢は大切にしていますね。


自分の中での善悪の葛藤

-「係」として動く。議員の鏡みたいですね

いやいや。

確かに言葉にしてしまうとキレイですが、神のような性格ではなく、ひょっこりと悪い自分が出てくるので、いつも善悪の葛藤をしていますよ。

"ホワイト堀岡(正義)"と”ブラック堀岡(悪意)"が両耳で囁いてくるのを、いつもなんとか正義が打ち勝っています。


-そうなんですか。意外です。

いつも前向きな性格だと自分でも感じていますし、ショックを受けても笑って流すようにしています。

後ろ向きでグジグジしたことは人に見せませんからね。ブラック堀岡の顔はなかなか表に出しませんよ。

-堀岡さんの前向きな性格、私もそう感じます。モットーはありますか?

「嘘をつかないこと」ですかね。

出会いや人付き合いは大切にしていますし、そこで大事なのは「信頼を裏切らないこと」だと考えています。

信頼を得て、信頼を裏切らず、楽しく前向きにオモロいことをやる。

そうやって過ごしていますよ。


モラルは大事な観点です。

市議会というのは、立法府としての機能があります。

「いいこと」「悪いこと」を判断する必要があるのですが、ある事項が良いことなのか、悪いことなのか、これって実は人それぞれの基準なんですよね。

だからこそ、多くの人と付き合い、たくさんの価値観を知って、自分の価値観を育てていますよ。

ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨けません。人間だってそうなんです。

人と付き合ってこそ、人間として磨かれていく。


なんか照れくさいですね。真面目な良いこと言っちゃった。


弥富市の防災

-堀岡さん自身の話から話題を変えて、次は弥富の防災についてお聞かせください。

防災ですか。広いテーマですね。

まず最近の防災について感じるのは、「個人のプライバシーの重視」が行き過ぎていることですね。個人情報の保護やプライバシーの尊重はもちろん大切なことですが、そこが行き過ぎていくと、地域のつながりが希薄になり、隣近所がどんな方なのかも分からなくなってきている。


有事の際、初期の防災機能を果たすのは、やはり地域のつながりの力です。

これを高めたいですね。

隣近所、向こう三軒、両隣の家の方と挨拶をする。どんな方が住んでいるのかを把握する。

そういうことが第一歩だと思います。


-弥富市民は、防災について、どんな取り組みができそうですか。

弥富市は、海抜から低い地域でありますし、大地震も想定されている地域です。

ですから、「防災」を市民の共通のキーワードにして地域で話し合うというのは、比較的やりやすい地域だと思っています。きっとみんな興味関心がありますから。


共通の話題で、普段から市民が一緒になって考えることが防災の第一歩です。

倒れそうな家具を探してみて、固定してみる。

高齢者の方は、何があっても「入れ歯」「めがね」「補聴器」の三種の神器を忘れない、と肝に銘じるとか。

親御さんは、子供には玄関で靴を脱ぐときに、ちゃんと揃えて、すぐに履ける方向にさせる。これを普段からさせることで、緊急避難時にさっと靴が履けるんです。


防災、避難時の行動を普段の生活習慣にすることが大切なんですよ。

私は生活習慣化しているので、例えば飲食店に入って席に着いたら、「ここで今地震が起きたらどこから逃げられるかな。出口はあそこだな、ここの窓は割れて飛び散るだろうな。」といつも考えますよ。

簡単なことからでいいんです。

普段から防災のことを1つでも考えて、習慣化することですね。


ホッとするところ、弥富

-堀岡さんにとって弥富とはどんな場所ですか

なんでしょうね。弥富にいると、不思議とホッとします。

具体的な要因ははっきりとは分からないのですが、人が多すぎないのでゴミゴミしていないし、住んでいる方々の暖かい気質ですかね。

これからも人のつながりを大事にする地域であって欲しいし、変な意味で都市化して欲しくはないですね。

あとは、もっと型にはまらない、面白いイベントをやっていきたいと思います。


-ありがとうございました。



いつも笑顔で楽しく、得意の関西弁で勢いのある堀岡さん。

美容に詳しく、ドラマーの顔もお持ちです。

平成18年の初当選後、いまや10年目の現役弥富市議ですが、距離感近くお話をしてくださり、ご自身も周りも楽しんで暮らすことを大切にされているんだなと感じました。




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