駄菓子屋たかはし 感謝を伝えるイベント 参加レポート
弥富市の弥生小学校前にある駄菓子屋たかはしさん。
2019年12月末をもって65年続いたこのお店が閉店となります。
今回、店主で93歳の高橋さんにこれまでの感謝を伝えようという企画が市内有志で立ち上がり、本日2019/12/23に感謝の気持ちを書いた「巨大せんべい」をお渡ししてきました。
お店が開いているかどうかの事前確認はしていましたが、贈り物はサプライズだった本企画。
プレゼントを見て高橋さんがとても驚いて感激されていました。
「こんな良いものもらっても、何も返せないからいかん!」と仰る高橋さんに、「いやいや今までこっちが世話になってきたからお返しはいらないよ、いままでありがとう」という事を伝えていました。
大きなせんべい、年明けまでお家に飾り、帰郷してくる家族、お孫さんと一緒に食べるそうです。
「何も返せない!」..と言いつつも、最後には店内に最後に残っている文房具や竹ひごなどを子ども達に配ってくれました。
お店にいた子どもの名前は覚えている高橋さん。
「レジは使ったことがない」そうで、各商品の値段も覚えて暗算します。驚きました。
「お店閉めると、暗算したり皆んなと話す機会が減ってしまう」と衰えを気にされていました。お店は閉まっても、いつまでも高橋さんと子ども達が交流する機会を持ちたいなと思いました。
「65年という歴史は、3世代で世話になった人もいるのでは?」と言う発起人の山守さん。
ご自身もお菓子を取り扱う仕事を弥富市内で営んでおり、今回の企画には特に熱が入っているようでした。
今回の企画には、やっとみつけた弥富からも応援をし、協力をいただいた方もいらっしゃいました。
記事を読んでいただいて、実際にたかはしさんにお世話になった方や、別の駄菓子屋さんでの思い出がある方も含め、過去の思い出を懐かしんだ方もいらっしゃると思います。
大変ありがとうございました。
長い時間、弥生コミュニティの子ども達の遊び場を提供してくださった駄菓子屋たかはしさん。
今までありがとうございました。
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